Wed, 14, Nov, 2001 晴れ [長年日記]
_ 友が・・・
膵臓癌で、それも末期。昨夜容体が急変したと聞いた。モルヒネを使用するようになっているとのこと。もう先は見えてる。最後は脳に転移して、意識が正常ではなくなるはず。
父の最期がそうだった。でもわたしが病室に入った時、鼻にチューブを入れた父の黒目が、さかんに動いていた。そう、わたしが病院に到着するのを心待ちにしてくれていたんだ。その後、母を家に帰して、地下で飲み物を買って病室に戻った時には他界していた。ほんの15分ほどの間の出来事だった。
わたしは父とは仲良しではなかったが「親の心、子知らず」で、父はわたしに会いたかったことがその時わかった。
親孝行したい時には親は無し。
だから、まだ元気な母に会いに3-4ヶ月に一度神戸に行っている。
_ 椎茸の旨煮 その2
本日のお昼はホッカホッカご飯に昨日の豚汁と鮭のフレークと椎茸の旨煮。
おいしかった。
デザートは庭から取ってきた甘ーい柿。配偶者が取っているとヒヨドリが来て、盛んに文句をいっていたそうな。
_ ぶり大根
配偶者がぶりのあらを買ってきた。ちょうど、畑の八百屋さんで買っておいた大根があるので一緒に煮ることに決定。
まず、米を磨ぐ。このとぎ汁で大根の下ゆでをする。茹で上がったら糠をあらいおとす。鍋に水、醤油、砂糖をいれ、ひと煮立ちさせて、ぶりあらを入れる。さらに煮立ったら、下茹でした大根を入れて、じっくり味がしみるまで煮る。
_ 生きていることは・・・
わたしは、首の椎間板ヘルニヤのために、27年間鬱状態に悩まされます。しかし、負けてたまるか精紳で頑張ります。でも正直いってあまりの痛さに死ねたら楽だろうなーと思うことはしょっちゅうです。が、どういう訳か子供のころから、神様に頂いた命だから、人間が勝手なことをしてはいけないんだ、と思っていました。たぶん、わたしは幸せな人の一人に入ることでしょう。
五体不満足でも生きていることを神に感謝しています。
_ 娘からの電話
にドキッとする。が、今夜は水漏れの話。古いアパートなので、色々ガタがきているので修理が必要らしい。でも、事件ではなかったので一安心。
ちょうど煮上がっていた「ぶり大根など」をアパートまで届けることにした。
親って・・・四捨五入すれば30歳になる大人でも可愛い我が子、疲れていても「○○届けてあげようか」といってしまうもの。
いつかも書いたけど、どんな「へちゃむくれ」でも我が子は可愛いい。これは神が人間に賜った素晴らしい贈り物だと思う。
生きていることは、それだけで、感謝・・・なのかも・・・。<br>http://sora.s2.xrea.com/diary/
そら模様へ来ていただいてありがとうございます。<br>痛みは、辛いですよね・・・。痛みも自分の個性、、と思うようにしていますが、へこむときが多いです。でも、生きていることに感謝ですね。<br>辛いとき、子供の顔を見ると、元気が出ます。>これは神が人間に賜った素晴らしい贈り物だと思う。<ほんとうにそうですね。。。