ブチャ猫ダイアリー

_ 5月ってこんなに寒いの？

暖房すると気持ちが悪いだろうが、寒いので、コートみたいな物を着てなきゃいられないよぅ。サブーィ！

_ 続ロンドン 5月11日

ビクトリア・アルバート美術館。まあ、よくぞここまで美術品を集めたものよ。大英博物館もスッゴイけれど、ここもため息が出るほどの膨大な美術品が展示されている。何時間でも楽しめて、自発的な寄付でO.K。この制度のおかげであろうが、お年寄り（杖をついたり、車椅子で）が多いし、身障者の方も楽しそうに鑑賞なさってる。日本では、まだまだ問題が山積みであろう分野だから羨ましい。

特に気に入ったのはドレスコレクション。17世紀から今日に至るまでのコスチュームや帽子が集められている。

昼食をこの中にあるレストランで食べようと入ったんだが、注文の仕方がわからない。困った。セルフサービスなんだが、何処の品を取るのか分からない。更に、量が多すぎるのを忘れていた。時差ボケのためか、胃も麻痺していたらしく、ウッカリ食べ過ぎたらしい。お腹が痛くなって、トイレに2回もいってしまった。一旦ここを出て、地下鉄の入り口の近くで、足が痛いので（博物館が広すぎるので歩きつかれた）ベンチで休んでいるうちに、またお腹がいたくなり、博物館のトイレまで戻るハメになってしまった。ツラーイ思い出。

2人とも食べ過ぎたので、夕食はなし。疲れすぎたのか、18時ごろから寝てしまい、22時ごろ起きてシャワーをして、また寝てしまった。朝までグッスリ寝られて、目が覚めたのは6時。普通は時差ボケで、こんな風には眠れないらしい。着いた日に、公園を散歩し、ビールで喉の渇きを癒し、翌日キューガーデンを歩きまわり、この日も歩きまわったおかげらしい。

_ 5月12日

スカーレットちゃんの個展に行った。これが今回のロンドン旅行の目的。会場はここに書いてくれたので省略。

午後から、知り合いが大勢来るので、その時間（14時）に行けば良いので、昼食を三○ですることにした。ロンドンの○越は地下鉄ピカデリーサーカス駅から、徒歩2分という便利なところにある。

おー、懐かしい日本語が聞けるよ。でも、「アリガトゴザイマス」ってな感じで、二世みたいな人が多いのかしらん？ここはサービス満点。ある金額以上買うと安い送料で日本に届けてくれるらしい。また、カタログに載っている限定品は1000円の送料で送る事が出来るという。郵便小包は扱いが難しくなっているのにねぇ。

若い人達のために、バーバリーのカシミヤのマフラーを購入。日本には無い品なので、きっと喜ぶであろう。良い肌触りなんで、我配偶者が「俺が使おうかなー」なんて冗談を言ってるよ。

「よくばりランチ」なんてーのを食べて満足、満足。メニューも日本語、店の人達もぜーんぶ日本人。ホッとした一時であった。

ギャラリーは駅からずいぶん歩いた。大きな公園（ロンドンの公園はゴルフ場ほどある）なので、公園の入り口からテクテク坂道を歩くことになってしまった。フウフウ言いながら、やっとこのことでギャラリーに到着。なんと、元馬小屋なんだ。３つ続いた馬舎を改築したもので、コの字型が３つ、そこに、可愛い小動物の絵が展示してある。今ここにある絵はすでに売れていた。わたしも欲しかったが、持って帰れないから売れてて良かった。だって5月27日までは展示しなきゃならないんだもん。

日本人が1人いた。物静かな方で、いわゆる女性らしいひと。イギリス人になって、この駅の２つロンドンよりに住んでいるという。

あとは言葉が通じない人ばかりなんで、スカーレットちゃんの通訳で話した。彼女がメインなんだが、手伝いがいないので、1人であっちにもこっちにもお相手しなきゃならないので大変そう。

そうそう、ワインが用意されていた。使い捨てのワイングラスがあるんだわ。赤と白を一杯ずついただいたんだが、どうやら、1人一杯の予定だったみたい。帰国してメールが来たんだが、合計60人もの人が来てくれたそうで、支配人が大喜びだったそうな。そういえば彼、私達が「親代わりに日本から来た」と彼女が紹介したら大喜びしてたなぁ。感激といっても良いかも。我配偶者がスカーレットちゃんとわたしの写真を撮っているのを撮ったとオーバーアクションで話していたから。

個展は大成功だね。彼女もこれをきっかけにプロの道を歩む事になりそうね。

_ そう、そうなんだけれど

耳で聞くとスケアなんですよ。紅茶はチィーって聞こえるしね。カタカナ英語と現地の発音はこんなに違うんだねぇ。

_ うーん、よくわかりますよ

その気持ち。たまには日本を離れてみるのも良いかもしれませんねぇ。今回の旅行でそう思いました。でも、仕事があると時間が自由に取れないかもしれませんねぇ。