Tue, 06, Sep, 2005 [長年日記]
_ 人体の素晴らしい造り
ある知り合い、直腸癌の手術を8時間もかかって摘出に成功した。しかし、人工肛門にならざるを得なかった。
元来、快活で社交的で、PTAママで、町内会で大活躍をしていらした。ところが人工肛門になってからは、外出もママならぬ状態。そこで、人工肛門を取り外す手術をすることになった。
聞くところによると、本来の肛門が働くようになるまでは、水、空気(ガス)、便の区別を肛門筋が出来ないそうで、当分はオムツをしなければならないらしい。
健康体でいる時には、肛門筋のあり難さなんて考えないが、この話を聞いて、人間の体の造りの素晴らしさをしみじみ考えてしまった。感謝感謝!