Tue, 14, Sep, 2004 [長年日記]
_ どうだったんでしょうか
拾ってきてしばらく経って、すばやく走り回れる頃のゲームになってました。こんなふうにしてやると面白がって、そのうち自分でビニール袋に入るようになりました。おまけにどんなに厳重に縛っておいても、何時の間にか抜け出て、ニャ〜っと泣いてましたから。
_ 最近のガブ
朝餌を食べずに出かけると、夜まで何も口にしない。それを知らずに餌を用意してやると、前足でアッチヘイケとやる。なんと生意気な猫め。
きっと何処かのお宅でおいしい物をいただいてるんだわ。もしかして味のついた人間様の食べ物のおこぼれだと困るなぁ。
_ 90歳
ボーリングがお好きだそうで、ボーリング場の大関の賞状を貰ったとおっしゃる。本もメガネなしで読めるらしい。
こんなに元気な方がいらっしゃるのには驚かされる。母より3歳も年上なのにねぇ。
自分の足で歩くことはとっても大切だということがよく分かる。
母はその昔、線路に足が挟まってしまい、なかなか取れないので焦って無理矢理引き抜いたら、関節を痛めてしまった。その時は整骨院へ通ったが、何しろ高いので途中で止めてしまった。それが原因で杖を突くようになり、それから車椅子に乗るようになり、家で生活するのが難しくなり、老人ホームと入院を繰り返すようになり、このまま生きているなら近い将来脱疽になるので足(指か足首かは分からない)を切断することになってしまった。
自分の老後を上手に生きないとまわりの者が振り回されてしまう。そうならないためのコツは、悪いところが出てきたらそこを治せる治療法を本人もそうだが、周りが探してあげるのがグッド。
今日のようなおじいちゃんだと家族も明るく生活できるからね。