Sun, 07, Nov, 2004 [長年日記]
_ 地震
新潟と神戸のおおきな違いは、高齢者が多いことと、道路事情ね。
昨日からラジオで、24時間被災地情報が流れている。ホントに大変な状況だと心からお気の毒に思う。
神戸の地震の時には、ハンター坂で一品物の趣味の店がすっかりダメになった友、その日のうちに京都に行って、寝るところを確保し、毎日神戸まで通ったからね。それも、電車は西宮までだったからそこから歩いたと言ってた。神戸にいないと救済金など貰えなかったと言ってた。
これを考えると、勿論お年よりも大勢いらしたが、若い力と神戸の外からの力が入りやすい道路事情だったことが大きいと思ったなぁ。
_ 子どもを産むって
女にとって大変なことなんだけど、人によってこうも違いがあるんだと改めて思いました。
わたしは初産の時、午後4時ごろの予定だと入院時にいわれました。前日の夜9時ごろから痛み出して、夜中中起きていたような気がします。朝になって痛みがドンドン増してきて、午前11時前にはどうしようもなくなりトイレに駆け込む始末。ひどい便秘になってしまったのです。
そんな私に外から看護婦さんが、「大変でしょう。先生がお呼びだから診察室へ行きましょう」と呼びに来てくれました。やっとの思いで歩き始めると痛くて立ち止まり、又歩けるようになってまた立ち止まりを繰り返して、診察台の前に立ったけど、段が上れませんでした。先生に「まったくもう」なんて叱られながら、低いと言う理由で分娩台へ必死に・・・すると、「ありゃ〜、そこまで来てるよ」と言われ、それから大慌てで・・・、午前11時過ぎには産まれてました。普通初産の時には遅れるのにねぇ。そして苦しかったのは便秘じゃなかったんです。
二人目はもっと早かったんです。やはり前日の午後9時頃に痛み出したんだが、途中で寝てしまうんです。そんなことを繰り返してたら、夜中の3時ごろ、奥さん先生が「どうですか」と様子を見に来られたので「眠ってしまうんでまずいですね」というと「じゃぁ、産まれるようにしましょう」といわれた。スタスタ歩いて分娩台にあがったら「あらぁ、そこまできてますよ」だったんです。ちょっと痛かったけど5分の麻酔で難なく出産しました。病室に戻ったら夜中の3時20分でした。早すぎ軽すぎですよね。
でもねぇ、生まれる前まで吐き気がとれないので、どちらがいいんでしょうね。
次男は13時間掛かりました。長男に比べたらはるかに楽だったのを今でも覚えています。男性も出産出来れば良いのに。(笑)