ブチャ猫ダイアリー

_ 我ままな人は幾つになっても我まま

その昔、お屋敷に住んで皇族の方々をお泊めしたと言われるご人、気に入らないことがあると、その相手を完全に無視する。話し掛けても聞こえないふりをする。周りで見てる人たちがあきれるくらいに。

この人を見ていておとといの夜のことを思い出してしまった。娘が長々と話していたのは、子連れで店にやってくる母親たちの態度が解せないということだった。

とにかく、子どもの躾がなってない。欲しがるものを何でも与え、店の人が怒るからやってはダメよと言う。躾は身を美しくという意味だが、シツケとは体罰のことだから、厳しく躾るのは悪い親と思ってるみたい・・・等々。

で、本人は躾られ過ぎて、独り立ちできてるのがバカらしく思えてきたみたい。もっと親に甘えて、足りない分は出してもらって、のほほんと暮らしたいと思ったらしい。

ところが昨日の昼のテレビの相談事のコーナーで、おばあちゃんが娘をどう扱ったらよいか分からないで相談してた。少ない年金をねだりに来て、おばあちゃんの生活が苦しいので、どうすれば娘がキチンと収入内で生活できるようになってもらえるんだろうか、と言う内容。

きっとこのおばあちゃんは、私の娘の店に来る人達の母親と同じように、夫の収入内でやらせずに、優しく甘やかした結果を刈り取ってるんだろうね。この話を娘が今度来た時に話してやらなくちゃね。

それにしても、60歳になっても、70歳になっても、いや私の母みたいに80歳を過ぎても我侭な人は我まま。