Wed, 27, Nov, 2002 [長年日記]
_ ベランダにいると
手の届きそうな柿の枝に、メジロ、すずめなどが忙しく飛び回って、熟した柿の実をつついている。厚かましいメジロが右のをつついて、今度は左のをつついている。目の前でこんな風景が見られるなんて幸せこのうえない。
こんなときは「神戸・神戸・神戸」が頭の中をよぎらないから、人間って勝手なものねぇ、特にわたしは。
_ 「舅、姑のお世話をした奥さんは御主人に大事にしてもらえる」。
これは真理らしい。
まことに仲の良い御夫婦(奥さんが、わたしの友)が、今日も二人で楽しそうに歩いてらした。彼女、90歳をすぎた姑さんのお世話をなさってた。それは彼女が40歳ぐらいの時だった。ホントに大変で、聞いていて辛かった。でも、その姑さんは亡くなる時に、有り難うとお礼をおっしゃったと聞いた。
ほかの友も、姑さんの臨終の時、姑さんから、実の娘を押しのけて、お礼を言ってもらえたと言っていた。きっとお嫁さんの苦労を知っていて、意地悪をしていたんだろうなぁ。
此の方はとっても幸せそう。ご主人は「舅や姑の苦労をしないお前は幸せだと思え」なんて口が裂けてもおっしゃらないだろうから。
_ アンパンとウィスキー
この組み合わせはなかなかいける。チョコレートも美味しいけれど、あんこの甘さとウィスキーが合う。勿論ウィスキーは四分六でホット。